【イベントリポート】11/4(月・祝)南総里見八犬伝ゆかりの地、倉吉へー
南総里見八犬伝ゆかりの地・鳥取に赴き、MOVIX日吉津にて大ヒット御礼特別上映を行いました。
上映前の舞台挨拶で、お客様も熱心に曽利監督のコメントに聞き入ってくださいました。
その後、里見忠義公と八賢士のお墓がある大岳院へ伺い、映画ヒットのご報告と更なる映画の成功を祈願してきました。
史実では、南総里見八犬伝のモデルとされる房州館山十代城主・里見忠義里公は慶長19年(1614)、徳川幕府内の勢力争いに巻き込まれる形で責任を取らされ、館山から伯耆国(鳥取県)倉吉の大岳院の門前に居を移すことになりました。
そして、元和8年(1622)29歳の若さで倉吉の地でこの世を去った際、主君の死を追って八人の家臣も殉死したそうです。忠義の法名(ほうみょう)が「雲晴院殿前拾遺心叟賢涼大居士」となり、殉死した八臣の法名にすべて「賢」(けん)の字を付けたところから、「八賢士」と呼ばれ、このことが曲亭馬琴作「南総里見八犬伝」の「八犬士」に つながったのではないかといわれています。