東大卒クイズ王・伊沢拓司と「八犬伝」クイズに挑戦!?特別CM&熱烈コメントも到着!
いよいよ今月10月25日(金)に公開を迎える映画『八犬伝』。
そんな本作の魅力を、人気テレビ番組「東大王」で活躍し幅広い世代から高い人気を誇る<東大卒クイズ王・伊沢拓司>と一緒に楽しめる、「八犬伝」クイズ特別CMが完成!
さらに、ご本人から「八犬伝」愛が伝わるコメントも到着!
「八犬伝を知っている人も、知らない人も、誰もが楽しめる超絶アクション。それでいて、理不尽に苛まれた中で「信念」をどう貫くかというメッセージが響く。時に頑固に時に弱々しく馬琴を演じる役所広司さんの演技に痺れました。今自分の中に悩みを抱えている人や、ものづくり、創作をしている人は特に刺さると思う。虚と実が見事に混ざり合う独特な構成だからこそ、楽しみつつ、自分の人生に跳ね返ってくる最高のエンターテイメント!」
フルコメントはこちら↓
【虚】と【実】2 つのパートが混ざり合う独特の構成が面白かったです!特に「八犬伝」作者の馬琴や彼を取り巻く人々を描いた、【実】のパートが興味深くて。馬琴が創作に関して悩みながら自らの生き方にようやくたどり着く成長物語を、ひとつの伝記ものとして興味深く拝見しました。
馬琴役の役所広司さんは本当に素敵!役所さんの出演作品はたくさん観ているのですが、本作では、悩める一人の男としての馬琴を演じられていてそこがとても魅力的でした。映画の中で約 30 年もの年月が流れて、どんどん老境の域に達していくわけですが、馬琴は最後の最後までずっと悩んで、迷い続けています。世間は大作家として見ているし、周囲も馬琴のことを信じているけれど、本作の馬琴は自信を失いかける姿も含めて、迷える一人の男性として描かれている。弱い創作者としての滝沢馬琴像を、時に弱々しく、時に頑固に演じておられて、それを完璧に表現できる役所さんはさすがだなと思いました。
本作で好きなシーンはいくつもありますが、鶴屋南北(立川談春)と馬琴が言い争った後の、馬琴の“迷い”が印象的でした。南北の言葉で、馬琴の創作や生き方に関する信念が揺らいでしまう。それがその後の彼の人生に大きな影響を与えることになるので、馬琴と南北のシーンは、この映画の中でも一番の見どころ、熱い部分だと思います。信念が揺らいだ馬琴がどうやって自分の真実にたどりつくのか、この映画の根幹となるシーンだと思いました。
個性豊かなキャラクターたちも魅力的で、僕の“推し”は犬山道節(上杉柊平)です!原作では直情径行型でそこも好きなのですが、今回の映画では「読めない男」的に扱いつつ、かっこいい見せ場もしっかりあって、より応援したくなる役どころになっています。VFX を駆使して表現された火遁の術もすごくかっこよくて、本作のアクションシーンの中でもすごく見ごたえがあると思います!
この映画は、「八犬伝」を知っている人も知らない人も楽しめる作品です。いろんな理不尽に苛まれる中で、信念をどう貫くかというところが映画のテーマでもあるので、いま自分の中に迷いを抱えている人とか、創作をしている人にとっては、普遍的な悩みが描かれていると思います。【虚】と【実】が交じり合うからこそ、楽しく観ながらも、自分の人生にも跳ね返ってくるものがある。そういった映画になっているので、ぜひ多くの人におすすめしたいです!